【レポ】忍者の海外遠征に紛れ込んで「台湾におけるNINJA受容」を肌感で調べてきた
妖怪村というテーマパークで忍者ショーや体験の出張提供を行っている、京都の[wp-svg-icons icon=”new-tab” wrap=”i”]NINJA DOJO and STOREさんの海外遠征に着いていかせてもらって、現地の忍者風を感じてまいりました。 地域によって認識も認知度も違う忍者/NINJAですが、こと日本からも近く親日国である台湾ではどのようにして忍者が受容されているのでしょうか。 あくまで世界の中の一例ではありますが、現地の様子も踏まえつつレポートをしていきたいと思います!
妖怪村はこんなところ!



日本と台湾の親交の結晶ともいえるこの妖怪村には、とても巨大な天狗のお面や・・・

目玉の親父の提灯に、がしゃどくろのモニュメントだったり・・・

なんやら鬼太郎ハウスのようなコテージまで存在しています。





いろんな価値観がすべて吹っ飛びますので、生きているうちに一度は食べて見たほうが良いと思います!
すこぶる人気だった忍者ショー!



[wp-svg-icons icon=”point-down” wrap=”i”]忍にん体操の過去の紹介記事はこちら [blogcard url='http://ninjack.jp/ninnin-taiso/' width='' height='' class='' style='']






手裏剣や吹き矢もハマる人続出!










妖怪村の夜といえば「百鬼夜行」!







忍者は誤解されやすいので気をつけなければならないと反省しました。。本当にごめんなさい。。
伊蔵さんに台湾で忍者を広げる意義を聞いてみた

[su_label type=”black”]市川伊蔵 台湾での忍者は日本ほど馴染みは無いとはいえ、手裏剣を投げ出すと皆さん興味津々です。ちびっ子から年配の方まで手裏剣を楽しんでいただきました。どこの国でも忍者体験する時の笑顔は皆さんステキですね。 もし忍者に馴染みのない国だったとしてもその点は万国共通で、実際体験してもらうとキラキラした目で楽しんでもらえます。忍者を広めるためには、忍者体験をする機会、ショーを観る機会、すなわち異国の文化に触れる機会が重要なのではないかなと思っています。台湾の他にもスウェーデンにも遠征したことがあるのですが、これまでの忍務で「忍者は国境を越える!」と確信しています。スポーツ、音楽、文化、芸術は国境や人種を越えるといいますが、忍者もそうだなと思っています。 — 海外の方に忍者を伝えるのに大切なことはなんだと思いますか?
[su_label type=”black”]市川伊蔵 日本はおもてなしの国などといわれますが、実は迎え入れてくださった妖怪村のスタッフの方々には、斜め上を行くおもてなしを受けました。どこの馬の骨とも分からない異国の忍者をこんなに丁重に扱って頂き、本当に本当に感謝しています。親日という事もあるかと思いますが、それ以上に人と人との繋がり、結びつきを心から大事に思っていらっしゃり、その心の表れなんだろうと感じました。言葉は通じませんが、心は通じ合った瞬間でした。 やはり国の違いなど関係なく、人と人は心です。うちの道場に来るお客さんとは本当に一期一会で、次日本に来るかどうかも分かりません。その人にとっては一生に一度の機会かもしれません。この気持を忘れず、人と、お客様と接していきたいと思っています。その機会を大切にし、時間の許す限り心から接することで、忍者を日本文化を、そして和の精神を伝える事を大事にしていますし、大事なのではないかと思います。 — 海外の方に忍者のどんなことを伝えたいと思っていらっしゃいますでしょうか。
[su_label type=”black”]市川伊蔵 忍術はどのような環境下でも生き抜くサバイバル技術の集大成と捉えています。この混沌とした世界を武力による解決ではなく、平和裏に物事を解決し、共同体として支え合って、自己の心の中に幸せを見出すということ。いずれも忍びが培ってきたスキルと精神(正心)です。これらを少しでも多くの人に伝える事が出来ればと思ってやってきています。忍者文化の伝道師として「平和術〜戦わずして平和的解決に導く術〜」「総合生存術〜いかなる状況でも生き延びる術〜」である『忍道』を伝えるため、これからも世界中に発信していきたいと思います。 海外からお呼びがかかればいつでもどこでも伺う所存です。国内の事業が落ち着けば、ひとつの社会貢献として、海外での活動を増やしていきたいと思っています。 — ありがとうございました!
アウトバウンドが結構重要なのかも
