御斎峠で見た伊賀の景色は速攻で戻りたくなる絶景かな

本日の「勝手に忍びの国関連史跡を回ってみようコーナー」は御斎峠

伊勢方より攻められて逃げ出した無門とお国が「伊賀の者ども聞けーぃ!」と小茄子を高く掲げ、一転ひるがえって伊賀へと戻った、忍びの国の中でもキーとなるシーンです。

今日はそんな御斎峠の様子をお伝えして参りましょう!

その前に第一次天正伊賀の乱の位置関係

御斎峠ってどの辺にあるの?なんで無門はそんなとこ行ったの?

..とならないように、第一次天正伊賀の乱の全体位置関係を把握しておきましょう!

伊勢方の織田信雄率いる本体は、「阿波口」から伊賀に攻め入りました。

そのまま東に行けば平楽寺にいけるという、直進距離では近道ルートです。

そして長野左京亮(小説では元伊賀者の柘植三郎左衛門と一緒)が攻めたのが「馬野口」。

馬野は現地に行っても、他の阿波口・伊勢地口よりも緑が深い感じでした。 映画のロケーションとして描かれたあの地形とぴったりだった気がします。

そして日置大膳が馬を進めた(と思われていた)のが「伊勢地口」

こちらはだいぶ開かれた路(みち)という感じでした。当時も全国で大人気だったお伊勢参りのための道ですから、きっと歩きやすく舗装されていたことでしょう。

上記のとおり三つの方向から攻められた場合、あなたが伊賀忍者だとしたらどっちに逃げますか?

当然西の方角へ逃げますよね。そんなとき、伊賀から西に位置する京都へ行くために越えなくてはならないのが御斎峠で、無門たちがここを通るのは必然だったというわけです。

御斎峠の景色は絶景かな

御斎峠は峠ですから、くねくねと曲がり続けるカーブの山道を上がって行きます。

この先にはゴルフ場があるようなので、朝早くからおじいちゃんたちが後ろからガンガン飛ばして来るのに焦りました…。伊賀のじーちゃんたちはゴルフも忍術とか使ってそうですね…!

冗談はさておき、忍びの国の原作においては、以下のとおり描かれています。

十二家評定衆たちがのっけから劣勢に立たされていたころ、無門とお国らの一行は、ようやく御斎峠に差し掛かかろうとしていた。無門は振り返って上野盆地を見下ろした。

和田亮『忍びの国』

この御斎峠がここに位置することを教えてくれる記念碑が、クネクネ道の途中にポツンと立っています。

この写真撮るために道路に車を止めましたが、もし後ろから来てたら絶対クラクション鳴らされるやつです!写真を撮る時は気をつけましょう!

ここが御斎峠か〜と感慨にふけりながら、少し周辺を飛ばすと、そこには伊賀盆地を見渡せる絶景が…!

こうやって見ると、伊賀って本当に四方を山に囲まれた盆地となっていることがわかりますね!この地理的要因から、伊賀は外部からは隔離された地域となり、非常に攻められづらい天下の要塞となっていたのです。

そしてこの御斎峠を越えれば、すぐ京都という当時の都にアクセスできたので、情勢や情報なども手に入りやすかったと言われています。

伊賀の者たちはここで金のために伊賀の盆地へと戻っていきましたが、お伽峠は伊賀が一望できて、すぐに戻りたくなってしまういい景色でした。

しかも同じ忍者映画の「梟の城」のオープニングシーンにも出ている峠で、伊賀を語るには御斎峠は切っても切り離せない場所なんですね!

でもこの景色を見るには、路側帯もない場所で車を停めないとならないので、物思いにふけっているとクラクション鳴らされますから気をつけてください!

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