【予告編】日報による時代祭への参加指南!第1弾は「上田真田まつり」

お世話になっております。日報と申します。

皆様、戦国時代は好きですかー!!

\イエーイ!/ ヽ(=´▽`=)ノ

大河ドラマを見て、室町時代を舞台としたアニメを見て、戦国時代ネタのゲームをやって… いろんなきっかけで戦国に憧れを抱くものの、平成の世は戦国とは程遠い。せめてあの時代の片鱗でも味わえたなら…!

そう願う皆様のために、現代において(合法的に)リアルな戦国気分を全身で味わう方法をここでご紹介したいと思います。 すなわち、各地の時代祭への参加指南でございます。

時代祭とは?

「時代まつり」とは、日本各地でその土地に縁のある故事、人物、城などにちなんで行われている、近世以前をテーマにしたお祭りのことです。

一口に時代祭といっても飛鳥~平安から近世までとそのお祭り範囲は広くありますが、今回、戦国大好きな皆さまのためにご紹介したいのは、一般参加可能な室町~戦国期の時代祭です。

室町戦国をメインテーマとした祭りでは模擬合戦劇や時代衣装行列などが行われることが多く、その演者として一般の参加者を募集してくださるお祭りがあるのです。 参加の際には甲冑の貸出や殺陣の指導などもあり、最高にリアルな戦国気分を体感できます!

しかしほとんどの方には、演者側での時代祭参加は未知の世界。 そのせいか時代祭への参加希望者の新規流入はそれほど多くはないようで、各地の戦国祭の参加者が多少固定化されてきている様子も見受けられます。

中には、まるで前年度参加者の同窓会のようになっている祭や、参加者が集まらず縮小に縮小を重ねて開催しているお祭りも…。 こんなに楽しいのに、限られた人しかこの最高の戦国体験を知らないのはもったいない!! ここはぜひともまだ未参加の皆様にも演者側での時代祭への参加をおすすめしていきたいところです。

しかし、「祭りの参加方法」や「参加した人の感想」を全く何も知らない状態での、単独初参加のハードルは、大阪城の天守閣より高い…。

そこで、愛ゆえに戦国を体験・体感してみたいと思っておられる皆様のために、不肖日報めが、各地の戦国祭の準備段階からの参加レポートをここに書き記したく思います。戦国祭に演者側で参加するとはどういう感じなのか、少しでも追体験していただけましたら幸いです。

早速レポートしていきましょう、第一弾は全5回の連載予定でお送りいたします。 「第35回上田真田まつり」です!

上田真田まつり(参加難易度 易~激難)

信州は上田、上田城跡で毎年行われている、真田幸村公をメインとしたお祭りです。一般から参加可能な出し物としては武者行列・模擬合戦(上田ではこの模擬合戦のことを「決戦劇」といいます)の2つがあります。

武者行列、決戦劇の概要は以下の通りとなっています。

1. 武者行列参加

上田真田まつり実行委員会から貸し出される甲冑を着て、祭りの当日に町中を隊列を組んで練り歩きます。

こちらは前日の練習などはなく、当日のみの参加でOK。最初に参加するにはまずこちらからがおすすめです。

お貸し具足と言ってもかなり本格的なお品。真田三代の里で甲冑を着て歩く経験は、きっと一生の思い出になることでしょう…。

上田真田まつりの武者行列参加は、毎年祭り当日の二ヶ月前位から募集が始まります。(今年の募集は終了しております)

2. 決戦劇参加

甲冑を着たまま殺陣・演劇を行う、上田真田まつりメイン出し物の「決戦劇」に出演します。台詞などが割り当てられることもあるので、度胸のある方におすすめ。

できれば祭りの八週間前から上田市内で行われる練習に毎回参加することが望ましいですが、足軽役等簡単な役であれば前日からの参加でも可。(申込時に希望確認有)

日報は上田まで片道五時間かけて全練習日程に参加するドMです。(ド真面目の略ですよ)

武者行列と同じく、毎年祭り当日の二ヶ月前から募集が始まります。年によってはちょっと募集期間を延長することも。(今年の募集はちょっと延長ののち終了しております)

来年の募集日程については、上田真田まつり実行委員会様の公式ツイッターをチェックです!

次回より全5回連載がスタート

上田真田まつりの特徴は、武者行列と合戦再現が別の演者で行われることです。
つまり、「甲冑を着て歩くだけならできそうかも…」というライトな気持ちでの参加と、「某こそは日ノ本一のつわものなりィィ!!」というガチ参加と、どちらの気持ちでもばっちりハマる参加ができる!

そんな素晴らしいおまつりなのです。

首都圏からだと新幹線でギリギリ日帰りも可能な長野県上田市というベストプレイス。お祭り以外にも上田城、真田井戸、真田幸村公を祀る真田神社、街中にある六文銭、そして文物に残された紋でそっと感じる戦国時代の名残…。是非とも訪れてみて欲しい素晴らしい観光地です。

次回からは、決戦劇参加枠の参加者が案内される、上田市内での事前殺陣練習の模様をお伝えいたします。

なお、戦国祭りとして有名な関ヶ原合戦絵巻では合戦再現の演者が武者行列も行います。こちらも事前の殺陣練習があります。こちらは昨年の武者行列中の日報です(東軍細川家の武者役)。

戦国なのでいわゆる「バキュン☆」も両手でします。火縄銃ですからね。

東軍に一人ファンサに余念がない武者がいると、Twitterでちょっと話題になりました。

https://twitter.com/aki_Q_A/status/788211205961768964

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