今回はたじ丸さんの登場です!
流星のごとく肥前夢街道にいつのまにか住み込んでいる謎の忍者。
公式HPでも「葉隠忍者」とも「佐賀忍者」とも記載しておらず、その正体は謎に包まれたままです。
そんなたじ丸さんを直撃するNin-terview第25弾、とくとお楽しみください。
一番好きな忍者は「たじ丸」
たじ丸さん、どうぞよろしくお願いします。たじ丸さんは一体何者なんですか…?
たじ丸: それはこの後たっぷりお話しします。さぁ、なんでも聞いてください。
こんなにドキドキするインタビューは初めてです…。それでは、たじ丸さんはいつから忍者がお好きなのでしょうか?
たじ丸: あれはいつだろう…。気づいたら忍者が好きになっていました。おそらく20歳すぎくらいですね。日光江戸村に行くことになって、「よし、絶対忍者の格好しよ」と思ってそっからですね。
また唐突な感じですね!その時はどんな格好を?
たじ丸: その時、江戸村で忍者の衣装はレンタルされていなかったんです。新撰組のような格好をして園内を回ったのですが、たまたま帰りにお土産屋でこの赤い装束を見つけたんですよ。そこからですね。そこからどんどんどんどん進化を遂げて、今のこのフォルムに落ち着いています。最初の格好はとても見せられるようなものではありません。もともと和っぽいのは好きだったんですよね。あとずっと体操をやっていて。その意味ではどっかで通ずるものがあったのだと思います。
その最初の格好が気になりますね…。忍者となった今、好きな忍者キャラクターとかはいたりされますか?
たじ丸: いえ、忍者と言ったら自分が一番大好きです。アニメや漫画などは興味ないんですよね。
たじ丸が一番の忍者だということですね。ちなみにその「たじ丸」の名前の由来は…?
たじ丸: 名字が「たじま」なんですが、それに「る」をつけました。そしたら忍者っぽくなりました。
な、なるほど…まだ何者なのかが見えないのでもう少しお話しお伺いさせてください…
独りでただ街を徘徊するのみ
この夢街道に来る前はどんな忍者活動をされていたのか教えてください。
たじ丸: この格好で江戸村に遊びに行ったりとか、地元の街中をぷらぷらしたりとか、浅草を1人で徘徊していました。
ほほう、それは何が目的だったのでしょうか?
たじ丸: え、目的ですか?
はい、目的です…狙いが知りたいです。
たじ丸: 和風の風情があるところに忍者がいる。ただそれだけですね。
・・・なるほど。通行人の反応などはいかがだったでしょうか?
たじ丸: 人力車のお兄さんが人を乗せて走ってるじゃないですか。で拙者を見つけると、お客さんに「あ、忍者です」っていうんですね。なぜか案内に含まれる。それだけです。
・・・
たじ丸: あと路地裏に隠れて突然飛び出して通行人を驚かせてニヤニヤしてました。
えっと、怒られたりはしませんでしたか?
たじ丸: 大丈夫です。逆にみんな喜んでくれるんで。
そういうことをしていて、自分の中で変わったこととか得られたものとかってありましたか?
たじ丸: いや、特に何もないっすね。
ありがとうございます。やっぱりまだ何者なのか掴めないので、もう少しお付き合いください。
トランク1つで佐賀に残ると決めた
関東で徘徊忍者としてやっていて、どうして肥前夢街道に来ることになったのですか?
たじ丸: 30歳になってキリがよかったので、前職の建設業をやめて転職しようと思ったんです。その時、忍者か農業か伝統工芸の職に就こうと考えました。たまたま忍者募集をTwitterで見つけて問い合わせをした、と。そしたら返信が来たので「よし、忍者になれる」と思い、初めて肥前夢街道というのはどこなのかを調べたら佐賀県でした。ちょっと騙された気分でした。
www 普通場所調べてから応募しますよねw
たじ丸: そうそう返信来ないだろうと思ったんですよ。肥前夢街道って存在も読み方すら知りませんでした。「『こえ』ぜんゆめかいどう」だと思ってました。佐賀は「はなわ」のせいで全くいい印象がなかったんです。なので速攻ネットで佐賀について相当調べたんですけど、やっぱりいいところが見当たらない。どうしようかと迷っていたんですけど、夢街道の方から「どうですか、これそうですか?」とまた連絡があって。「あ、はい行きます!」って言って履歴書を書いてそのまま佐賀に飛びました。
・・・ここで専務の河野さんが横からコメントしてくださいました。
河野: こいつの履歴書の日付が2月22日になっていて、しかももともと建設業だから職人だったんだと思うんですけど、履歴書に「職人から職『忍』になりたい」と書いてあったんですよ。それ見て「こいつ履歴書からかましてきたな」って思いましたね。
たじ丸: 忍者の日が近かったんで狙いました。
それはもう夢街道からしたら即戦力ですね!笑 ではいきなりもう佐賀にいって入社だったのでしょうか。
たじ丸: いや、最初は面接がてら5日間だけ体験的に入りました。その後に入るかどうか決める感じで。収入なども考えると可もなく不可もなくといったところでしたが、楽しかったのでどうするかずっと迷ってたんですよね。その後、ゴールデンウィークに夢街道さんがチケット代を出してくれて、また2週間佐賀に行って手伝うことになったんです。2週間で帰る予定だったのですが、帰りのチケットを捨てて「もう少しいてもいいですか?」と了承をいただき、そのままなし崩し的に今に至る感じです。トランク1つしか持って来ていないのですが、そのままこっちで生活しています。
河野: だから今よくわかんない感じで夢街道にいてもらってるんですよね。
え、なんかそれすごいですね。なんで残りたいと思ったのですか?
たじ丸: いやーやっぱり楽しかったからですかねえ。まず専務(河野さん)がこんな感じじゃないですか。こういうノリがすごい好きなんですよ。ここにいる人みんなピーターパン症候群みたいで楽しいんす。
他意はないと思いますがその言葉のチョイスちょっと語弊がありそうですけど、確かにここはノリが面白いですよね!毎日出勤しているのですか?
たじ丸: いえ、平日は人が少ないので出ていないですね。平日はニートしてます。今はお茶の栽培の準備をしていて、それであればやりたかった農業と忍者を両立できるかなと考えてますね。
農業と忍者!本当の忍者みたいですね。それができればずっと佐賀にいるご予定ですか?
たじ丸: はい、ずっと佐賀にいようと思います。もう最近埼玉は嫌いです。
河野: Ninjackさんココ証拠として書き残しておいてくださいね。
了解ですw
佐賀の良さ見つけました
結構佐賀に来て時間も立ったと思うのですが、佐賀の良さは見つかりましたか?
たじ丸: いや、それがないんですよ。
一応ここも観光のテーマパークなのでその辺も考慮してもう少し考えた方がよいかと思うのですが、どうにもこうにも見つからない感じでしょうか?
たじ丸: そうですね。
記事的にはすごく面白いんですけど…(大丈夫かな…)
たじ丸: まぁ埼玉も何もないと言われてましたし、そういうのはあまり気にしませんね。お茶とかやりはじめればとは思うのですが、自分舌音痴なのでお茶の違いがわからないんですよ。これには参りますね。うん、ないかな。
あ!一つだけありました!
嬉野温泉!
おぉ!!!
たじ丸: これまで埼玉にいたときはどんなシャンプーを使ってもフケが出てしまってたんですよ。でも嬉野に来て温泉に入るようになったらフケがぴたっと止まるようになりました。フケがおさまったってのは本当にびっくりですね。
いや、それってかなりすごいと思いますよ!嬉野温泉が美肌の湯というのは本当だったんですね!
たじ丸: あ、でも「この忍者フケ出てたの?」って思われるからカットしてください。
今はフケ出てないから大丈夫ですよw 実際に忍者として働いてみて楽しいですか?
たじ丸: バク転とかバク宙とかするとお客さんがすごく喜んでくれるんで、めちゃめちゃ嬉しいです。そのときに「おー」とか拍手されたりすると、もっとやりたいなーと。やっぱ忍者だったらこれでしょ、的な。
おぉ、なるほど!ちょっと見せていただいてもよろしいですか?
たじ丸: いいですよ。はっ!
・・・。すみません、流れで見るとめちゃめちゃカッコよかったのですが、僕の撮影の腕が下手すぎて、なんかすっごく卑猥な絵になってしまいました…。
たじ丸: これはあかん。
見たい方は肥前夢街道にお越しください、ということで次に行きましょう。たじ丸さんの理想とする忍者像というのはあるのですか?
たじ丸: 幽遊白書の飛影ですね。
あれ忍者でしたっけ。すごく通づるものありますけど。
たじ丸: そっちの系統じゃないですか。格好良さ的には。ゆくゆくは邪眼もつけたいですね。鉢金をずらすとあるんですよ。その第三の目が巻物を探すんです。あと忍者ショーで邪王炎殺黒龍波に変わる必殺忍術も身につけて披露したいと思います。
横で聞いている専務(河野さん)が戸惑ってますwww これからも忍者活動は精力的に続けていかれるのですか?
たじ丸: そうですね、拙者が忍者をやめるときは、宙返りができなくなったときです。拙者は周波数が合わないと喋らない性質で、アクロバットを見てもらってなんぼの存在です。子供とかの前だと全然喋りませんので、怖いと思います。忍者ですから悪しからず。
たじ丸にとっての忍者
今後の忍者としての展望や野望があればおしえてください。
たじ丸: 九州の地に関東の忍者の名前を残したいです。生まれは関東なんでそこだけは捨てられないかなと。それは当たり前じゃないですか。九州の地に「関東忍者のたじ丸あり」を染みつかせていきたいですね。
同じ関東忍者として応援しています!たじ丸さんにとって忍者とは何でしょうか?
たじ丸: 必殺技的な感じですかね。幕府の最終兵器というか、そういったイメージです。「やべえ、忍者きた」みたいな存在です。
嬉野の最終兵器になってください! 最後にNinjackをご覧の方にひとことお願いします!
たじ丸: たじ丸見参!
締めになりますけど本当にそれでいいですか?
たじ丸: え、これで締めなんですか。
はい。
たじ丸: ・・・たじ丸見参!!!
・・・ありがとうございました!
編集後記
肥前夢街道に行ったら突然いた忍者さんだったので、予定外の取材だったのですが、掘って見るとすっごい謎でめちゃめちゃ面白い方でした。
忍者ってたじ丸さんくらいミステリアスな方が魅力的なのかもしれませんね。
あくまで葉隠忍者ではなく、関東の忍びとして活動していくというたじ丸さん。
実はNinjack編集忍と全く同い年で、出身も近かったのでこれからもたじ丸さんには注目して行きたいと思います。
徳川家康と服部半蔵忍者隊の月影さんインタビューくらいダークホース感満載でした。
これからも怒られないように頑張ってほしいですね!
世界各地で活躍する諸将の皆様へ、Ninjack.jpを通じて各地の忍者情報を密告する編集忍者。忍者に関することであれば何でも取材に馳せ参じ、すべての忍者をJackすべく忍んでいる。