Ninjackが勝手にPick UPしたNinja News Ranking!
あと数時間で2016年が終わりを迎えようとしています。
忍者のみなさんは、この1年間、どれだけ忍べましたでしょうか?
振り返ってみると、今年も忍者界にとっては激動の1年でしたね。
ということで、Ninjackが勝手に選んだ2016年版Ninja News Ranking、行ってみましょう!
第10位 忍者関連の事件が相次ぎ勃発
今年は一部の忍び達が忍者の武器や忍具に関連して警察のお世話になるニュースが相次ぎましたね。
2016年10月には、新潟県上越市の男性が車の中に所持していた手裏剣や苦無などの刃物170点余りが押収されました。
また、2016年3月には、東京都日野市で鉤縄をぶん回してパトカーを破壊した中3男子が逮捕されました。
前者は決して悪いことはしていないのに、ちょっとした不注意で忍者コレクションが一瞬で消えてしまうケース。
後者は何で鉤縄チョイスしたの?って思いますが、鉤縄に限らず「道具は正しく使いましょう」というのを教えてくれたケース。
忍者が持つその卓越したスキルや忍具は、使い方を誤ればイリーガルなものと紙一重になることを、身をもって教えてくれた事件達ですね。
忍者は何かやらかすとメディアの格好の的にされる存在ですので、来年は警察のお世話にならないように忍者活動をしていきたいものですね!
第9位 甲賀忍者の末裔を探す「甲賀ニンジャファインダーズ」!
甲賀忍者の子孫を探し出すプロジェクト「甲賀ニンジャファインダーズ」が稼働し、その成果が身を結んで、あの甲賀五十三家の子孫が発見されました。
2016年の忍者の日に合わせて、かなり大規模な調査を行なった甲賀の人々。
この世の中には、忍者の末裔の方がまだまだ眠っていらっしゃることがわかった瞬間でしたね。
このプロジェクトが一過性のものでなく、そして甲賀流だけではなく、全国の忍者の子孫の方にお会いしてたいところです。
Ninjackの記事でも甲賀五十三家の名字リストを載せていますので、自分が忍者の末裔かもしれない方は甲賀に連絡してみてくださいね!
第8位 ONE PIECEや信長の忍びをはじめ、アニメやテレビで忍者が大活躍!
あの大人気海賊漫画「ONE PIECE」に、ついに忍者キャラの雷ぞうが出て来ました。
得体の風魔忍者の一族が鍵を握るコミック「曇天に笑う」も、今年映画化が決定しています。
また信長に仕える忍び・千鳥の活躍を描いた「信長の忍び」も大人気アニメ放送中です!
告知を少ししますと、年明けに信長の忍び制作関係者のNin-terview記事公開も予定しておりますのでお楽しみに!
第7位 異例の忍者本出版ラッシュ!
2016年はかなりの数の忍者本が刊行されました。
本格派忍者情報サイト「忍びの館」の管理忍さんも「これだけ短期間で忍者の研究本が出るのはこれまでも見たことがありません。異例中の異例です。」とおっしゃるくらい。
キテますね、忍者の流れが。乗るしかないですね、このビッグウェーブに。
主だった書籍は買って読みましたが、どれも大変勉強になりますので、時間ができたら書評記事も書いてみなさんにオススメしたいです。
しかし、王様文庫から出版した本の作者「日本忍者研究会」って、一体何者なんだろう・・・。
第6位 忍者界で今年最もアツかったスポットは名古屋!!
2016年は「徳川家康と服部半蔵忍者隊」の二代目が結成され、大いに名古屋城のお客さんをおもてなししただけでなく、日本全国時には海外にも飛び回って、忍者のPRをされておりました。
Ninjackでも特集記事を組ませていただきましたが、全員キャラクターが濃くて大変親しみやすく、今も大躍進をしているようです。
そして名古屋城では忍者達の同盟決起集会も行われました!
舵取りをしたのは徳川隠密隊の竜斗さん。
来年は徳川隠密隊特集を組みたいですね!
第5位 斬新と伝統の間で江戸隠密武蔵一族、怒涛の快進撃!
東京を中心に活躍する江戸隠密集団・武蔵一族。
Ninjackでも特に注目してその一挙手一投足を追っていますが、今年も面白いことをたくさんやってくださいました。
忍者の日には斬新な忍者ファッションショー「TOKYO NINJA COLLECTION」を開催。
最近海外からの問い合わせが止まらないインバウンド忍者体験の全貌を美女とレポート。
大番頭・習志野氏監修の「忍者だけど、OLやってます」の対談企画。
などなど今年も忍者を世界に、日本に広めるため、少しも歩みを止めずに大快進撃を見せていただきました!
これも告知ですが、先日巷で話題の忍者トレーニング「にんとれ」のレポ取材もしてきましたので、年明けに公開いたします!
第4位 新宿忍者からくり屋敷など忍者体験施設が熾烈な争いに
東京・新宿ではワンコインでお手軽に楽しめる忍者からくり屋敷が登場しました。
なんと上半期のTrip Advisorスポット人気投票では堂々の1位! 忍者、快挙です。
そしてこれも2016年10月には、京都に「忍者堂」なるファミリーやインバウンド向け忍者体験屋敷がオープンしました。
東京や京都など、訪日外国人が訪れる地域に、今年忍者を体験できる施設がいくつか新設されています。
東京オリンピックに向けてインバウンドの外国人が増えてくると、やはりキラーコンテンツになるのは忍者。
これらの訪日客が多い地域では、忍び同士の熾烈な戦いが繰り広げられるのではないかと予想されます。
来年は果たして何が起こるでしょうか…?
第3位 日本忍者協議会が活動を本格的に始動!
昨年10月に活動を開始した日本忍者協議会が、今年はイベント開催など本格的に活動を開始されました。
2月22日の「忍者の日」に忍者を全国で盛り上げるためのイベント運営。
東京スカイツリーにおける全国の忍者を集めたイベント「忍者まつり」。
そして忍者の未来を語りある「忍者ミーティング」。
ホームページの英語版や、今では公式SNSで毎日忍者関連情報をお届けしていますので、チェックしてみてください!
第2位 真田丸効果による忍者インフレが発現!
2016年の大河ドラマ「真田丸」では、真田幸村を主人公にして、脇を固める忍者もかなり人気が出ていました。
中でもこれまでほとんど無名だったのに、急上昇の人気を博したのは真田忍者の棟梁・出浦昌相。
素破のかっこよさ、ハンパなかったですよね。
実は甲賀出身だった滝川一益や、伊賀越えのシーンでは服部半蔵なども出演されました。
これに合わせて、出浦とともに戦った真田忍者・唐澤玄蕃や割田重勝の忍者なども紹介!
今年は真田丸人気で、確実に今まで知られていなかった忍者の知名度も上がってきたと思います。
そして真田忍者を題材に、情報ネットワークという新たな切り口で忍者を紐解いた蒲生先生の研究成果も大変勉強になりました。
多分来年は2016年ほどは真田にフォーカスが当たらないとは思いますが、忍者ネタとしては今後も注目していきたい内容です。
そして真田忍者の末裔の方のNin-terviewも絶賛執筆中ですので、来年の記事公開を楽しみにしていてください!
第1位 忍者研究成果の総結集!企画展「The NINJA」が多数動員!
そして映えある(勝手にだけど…)第1位は何と言っても忍者の企画展「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」ですね。
ファミリーからカップルまで、忍者の魅力と真実をこれまでと違った形でアプローチした本企画展は、誰が見ても楽しめて、しかも忍者を勉強できる大変有用な展示だったと思います。
ここまでの忍者研究の成果を集結させた三重大学の先生方、大変お疲れ様でした&ありがとうございました!
忍者展の全貌は余すことなくNinjackがレポっておりますので、年末年始のおヒマな時に読み返してみてください。忍者にとって大切なことがたくさん詰まっていますよ。
2017年は忍者にとってどんな年に?
いろいろあった2016年。数年前に比べて一層盛り上がってること間違いなしですよね。
2017年はさらに大きな流れが動き出すことが予想されますが、おそらくまだ爆発はしないでしょう。2018年〜2019年に向けた準備が着々と始動し、花を開かせるまでの準備期間となると踏んでいます。
ここでどんな小さなことでも忍者に携わっていれば、きっと再来年以降に盛大に忍ぶことができるでしょう。
忍者界をさらに盛り上げるべく、Ninjackももう少し頑張って記事を更新したいと思います。そして忍者界の業界紙として、忍者の皆さまに有益な情報をお届けして参りたいと思います。
来忍もよろしくお願いいたします!
世界各地で活躍する諸将の皆様へ、Ninjack.jpを通じて各地の忍者情報を密告する編集忍者。忍者に関することであれば何でも取材に馳せ参じ、すべての忍者をJackすべく忍んでいる。