概要
慈眼寺(じげんじ)は江戸甲賀百人組、望月嘉左衛門によって、慶安3年(1650)に建立されました。嘉左衛門の父・津之助は慶長3年(1600)伏見城の戦いの功績で甲賀組の与力となり、甲南・野田に200石余りの所領を賜うこととなります。その後、嘉左衛門は野田にある自身の所領に、母の名義で観音堂の建立を発願します。もとは法蓮寺という天台宗の小さな寺があった地に、村人総出で本堂や庫裏を建てて、完成したのが今の慈眼寺で 臨済宗永源寺派の寺院です。
2022年に本堂屋根の茅葺きが復元されました。 伏見城の戦いで徳川方に忠誠を尽くして籠城し、討ち死にをした甲賀武士たちの墓(望月加左衛門組)と位牌(望月藤左衛門組)が納められています。
本堂・位牌の見学は要予約です。
所在地 | 滋賀県甲賀市甲南町野田469 |
営業時間 | ー |
定休日 | ー |
通常拝観料 | ー |
WEBサイト | ー |
運営 | 慈眼寺 |
アクセス
電車:JR草津線甲南駅より徒歩約15分
車:新名神 甲南ICから約10分 (駐車場) 乗用車数台