概要
水口岡山城跡は、滋賀県甲賀市にある国指定の山城跡です。
1590年(天正18年)に豊臣秀吉の家臣・中村一氏が築城し、東海道の要衝として重要視されました。関ヶ原の戦い(1600年)後、徳川家の支配下に入り、役割を終えた城は廃城となりました。代わりに水口宿には水口城が築かれました。
水口岡山城は標高約200mの岡山にあり、本丸・二の丸・三の丸を備えた山城構造でした。現在は石垣や空堀などの遺構が残り、史跡公園として整備されています。城跡からは甲賀市や鈴鹿山脈を望むことができ、歴史好きやハイキング愛好者に人気です。
甲賀甲賀また、毎年1回、「忍夜討〜甲賀・水口岡山城の戦い〜」というイベントが開催され、参加者が武将や忍者になりきり、夜間に城跡を舞台にした戦の再現に挑戦します。水口岡山城跡は、歴史と忍者文化を体験できる貴重なスポットです。
所在地 | 滋賀県甲賀市水口町古城が丘 |
営業時間 | ー |
定休日 | ー |
入場料 | 無料 |
WEBサイト | https://www.city.koka.lg.jp/4690.htm |
運営 | 甲賀市 |
アクセス
電車:近江鉄道本線「水口」駅下車、国道307号線沿いに徒歩7分で登山口
車:新名神高速道路「信楽IC」「甲南IC」から約20分。無料駐車場あり。