いよいよ来月、6月14日(日)に第18回甲賀流忍者検定が開催!
甲賀忍者の聖地・忍びの里プララを舞台に、毎年全国から忍者好きが集う一大行事です。
本記事では、検定の概要・申込方法から、上級試験問題の作成にも携わっている筆者・嵩丸が直々にお伝えする「合格必勝の勉強法」までをまとめてお届けいたします!
甲賀流忍者検定とは#
甲賀流忍者検定は、甲賀忍術研究会が主催する、日本でも有数の本格派忍者検定です。
「毎年多くの甲賀忍者を全国に誕生させる」ことを目的に、初級・中級・上級の三段階で実力を試せる構成になっています。
毎年この検定をきっかけに全国へ甲賀忍者の輪が広がっており、合格者は名実ともに甲賀忍者の仲間入りを果たすことになります。
今年で第18回。歴史も実績もある、由緒ただしき検定です。
開催日時と会場#
日時:2026年6月14日(日)/受付9:00〜・検定開始10:00〜
会場:忍びの里プララ(滋賀県甲賀市甲南町竜法師600)
主催:甲賀忍術研究会
試験のレベルと内容#
検定は3段階。初級から順に挑み、合格者だけが上の級へ進める仕組みになっています。
年に一度しかチャンスがないので、確実に一段ずつ駆け上がるのが定石です。
| レベル | 定員 | 満点 | 合格基準 | 受験条件 |
| 初級 | 100名 | 110点 | 60点以上 | 制限なし |
| 中級 | 30名 | 100点 | 70点以上 | 初級合格者 |
| 上級 | 10名 | 200点 | 140点以上 | 中級合格者 |
※初級・中級は、午後の特別対談終了後に成績発表が行われます。
申込方法と受験料#
受験料:各級 3,000円
申込開始:2026年5月1日(金)午前0時〜
申込方法:Google Formsの「検定申込フォーム」より受付(メール申込は不可)
問合せ:甲賀忍術研究会 kokaninken@gmail.com
【合格必勝】試験勉強のコツ#
ここからは各級ごとの勉強法をご紹介!
映像でじっくり聞きたい方は、あいコムこうかの番組「それいけ!たかまる」でも勉強法を伝授していますので、こちらも併せてご覧ください。
初級:過去問7割攻略+手裏剣・コスプレで加点を狙う#
初級は4択筆記100点+実技10点(手裏剣・コスプレ審査)の合計110点満点、60点で合格です。
鍵を握るのは、なんといっても「甲賀流忍者検定読本」の一冊。
巻末に過去問が収録されており、初級の問題はここから多く出題されます。
読本巻末の過去問を回し、おおよそ7割を覚えれば合格圏内
背景理解には『ここまでわかった甲賀忍者』が平易で取りつきやすい一冊
過去問→分からない箇所は読本に戻って復習、の繰り返しで知識が定着する
加点を狙うなら、手裏剣とコスプレ審査が勝負所です。
手裏剣は鉄製の十字手裏剣を、先端を親指と人差し指でしっかり握り、まっすぐ前に構えて上から振り下ろします。
手首のスナップを効かせて回転させるのが肝要です。
コスプレ審査では「オリジナリティ」「作り込み」が高評価ポイントになります。
普通の忍者衣装にひと工夫加えるか、独自設定やアクセサリーで攻めましょう。
本気で点数を狙うなら、衣装のグレードアップは費用対効果がかなり高いです。
中級:過去問の完全暗記+忍術書・歴史書で新規問題に備える#
中級は初級合格者のみが受験できる定員30名の関門です。
年によっては合格者4名のみ、ということもあれば28名通る年もあり、難易度のブレが大きいのが特徴。
中級浪人を生み出す、なかなか手強い試験です。
初級では7割でよかった過去問を、中級では全問即答できるレベルまで完全暗記するのが必須。
問題内容自体は初級と中級で異なりますが、初級関連の問題も出ることがあるため、両方押さえておくと安心です。
新規問題対策として、以下の書籍にも目を通しておきましょう。
『甲賀忍者の真実』(渡辺俊経/元・甲賀忍術研究会会長の著作)
『万川集海』『正忍記』『忍秘伝』など忍術書の現代語訳
これらは甲賀市内の図書館や、忍びの里プララ内の忍術資料室でも借りることができます。
図書館を活用すれば、出費を抑えながら本格的な対策ができますよ!
上級:歴史と忍術の深い理解+実技+レポートの三重関門#
中級合格者だけが挑める上級は、200点満点で140点取らないと合格できない最難関。
試験は筆記・実技・レポートの三本立てで構成されます。
筆者も6〜7年前に上級を受けましたが、当時は受験者の中で自分しか受からないという、なかなか厳しい年でした。
① 筆記(4択ではありません)#
年によって出題形式が変わるため、過去の傾向だけでは対応できません。
用語の背景や意味まで踏み込んだ深い理解が問われます。
甲賀忍者の歴史と、甲賀忍者にまつわる忍術書(ニンジャファインダーズから刊行されている各家の忍術書)にしっかり目を通しておきましょう。
② 実技:陽忍 or 陰忍#
当日その場で課題が出されます。
陰忍系(影に隠れる、戦うなどの体技系)と陽忍系(変装・話術で情報を引き出すスパイ的技能)のどちらかを実践する形式です。
過去には「忍術書の絵を見て結梯(むすびばしご)を実際に作る」「他の受験者から指定の情報を聞き出してくる」など、なかなか個性的な問題も出ました。
やはり忍術書をある程度読み込んでおくことが、本番での落ち着きにつながります。
③ レポート問題(試験後1ヶ月以内提出)#
「甲賀忍者の中の特定の一人になぞらえ、自分ならどう動くか」を問うレポート課題。
これは優れたリーダーとしての判断力と表現力が試されます。
題材の歴史を徹底的に調べた上で、ロジカルかつ伝わりやすく書くこと。
プレゼン資料を仕上げるのと同じ感覚で、ビジネススキルとしての文章力も大切です。
総じて上級は、付け焼き刃ではなく常日頃からどれだけ忍者のことを考え、自ら実践しているかが問われる試験。
だからこそ合格すれば「甲賀忍者マスター」を名乗る資格あり、と言ってよいでしょう。
特別対談「SHOGUNとNINJA〜甲賀を世界へ〜」#
検定当日の午後には、同じ忍びの里プララ大ホールにて特別対談が開催されます。
歴史学者の磯田道史氏と、エミー賞を受賞した「SHOGUN」の時代考証を務めたフレデリック・クレインス氏によるスペシャル対談で、甲賀の魅力を世界に発信する内容になる予定です。
開会:13:30〜
会場:忍びの里プララ大ホール
定員:予約枠300名(先着・事前申込制)+当日枠
申込:対談申込フォーム(logoform.jp)
問合せ:甲賀市観光企画推進課 0748-69-2190
昨年も開場前から長蛇の列ができた人気企画で、入場できない方も出る見込みです。
ただし、検定受験者は希望すれば席が確保される特典つき。
「対談を確実に聴きたい」という方は、検定を受けるのが最も確実な道とも言えます。
検定を受けて、甲賀忍者の輪に加わろう#
甲賀流忍者検定は、ただの知識試験ではありません。
歴史と忍術への敬意、そして甲賀忍者の名を背負う覚悟を試される、年に一度の真剣勝負です。
初級から始めて毎年一段ずつ登っていけば、いつかあなたも「甲賀忍者マスター」の称号を手にできるはず。
全国の同志たちと甲賀の地で出会えることを、心より楽しみにしています。
受験申込・最新情報の確認は、下記の公式ページから。
画像出典:甲賀市観光ガイド/甲賀忍術研究会















