徳川家康と服部半蔵忍者隊は「新しい忍者の形」かもしれない

名古屋にも忍者を「徳川家康と服部半蔵忍者隊!」 名古屋城を拠点に活動するおもてなし忍者隊「徳川家康と服部半蔵忍者隊」。 昨年の8月に名古屋が大成功を収めたおもてなし武将隊の派生ユニットとして誕生したおもてなし忍者隊です。 ・・・なんで愛知県なのに忍者?史実的にどうなの? と疑問に思ってる方も多いと思いますが、尾張における服部半蔵と家康のゆかりは史実として残っています。 かの有名な神君伊賀越えののち、家康は尾張国鳴海(現在の名古屋)にて200人の伊賀衆を取り立てて半蔵の配下につけました。 この伊賀の忍者たちは鳴海伊賀衆と呼ばれ、まさに愛知を出発点に服部半蔵ひいては家康と共に天下泰平を目指して生きてゆく忍者たちなのです。 この設定は三重大学教授の山田先生もお墨付きです。 彼らのパフォーマンスは本格的な殺陣だけにとどまらず、ダンスやアクロバティックな動きが中心で、他の忍者集団とは一線を画しているといえるでしょう。

去年ツーリングEXPOで一部の服部半蔵忍者隊の忍者たちにお会いしましたがカッチョいい方たちでした。

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この動画の当時の服部半蔵忍者隊は不定期の活動でしたが、徐々に人気を博し、もっと忍者に会いたい!という人が続出。

運営体制を非常勤忍者から常勤忍者として刷新することになり、新メンバーを募集することにあいなりました。

そのプロモーション方法がとても上手い。

愛知県知事が忍者に扮する奇抜な募集方法や、新メンバーに外国人が採用されるなど最近何かと話題をかっさらっていますね。

omura [blogcard url="http://www.aichi-ninja.rdy.jp/bosyu/"][/blogcard] この募集ページのインパクトよ・・・ そして5月5日に名古屋城にて新しい「徳川家康と服部半蔵忍者隊」のお披露目ステージが開催されたので行ってまいりました!

話題の常勤雇用忍者たちがついにお披露目!

DSC_0368 名古屋城の二の丸に到着すると、そこはもうすごい報道陣の数・・・! あれだけバズっていましたから注目度も天守閣並です。 DSC_0374 名古屋おもてなし武将隊の徳川家康公が出てまいりました。 トークも完璧でイケメンすぎる家康さん。 武将隊はそこまで知らなかったのですが、おっかけが出るほど女性に人気が出る理由がわかる気がしてきました。 DSC_0375 商人風の男たちが「最近本能寺の変があって、家康がこの変に逃げて来たみたいだけど見ませんでした?」と客いじりを始めます。 DSC_0379 実はこやつら明智光秀からの刺客忍者のようでした。家康ピンチ!! DSC_0385 家康を守る忍者が現れました。 この人は初の公式外国人忍者のクリス・オニールさん! イケメンすぎですね! DSC_0390 そして現れた新しい服部半蔵さんです。 パフォーマンスでは華麗なアクロバティック&空中演舞を見せてくれました。 このあたりの模様については動画の方が伝わりやすいと思いますので、ファンの方がアップした動画を紹介します。

華麗な殺陣やアクロバティックパフォーマンスとは裏腹に、マイクパフォーマンスの方はガチガチに緊張のご様子。 家康公のツッコミが素晴らしいですね。 DSC_0404 あの大村知事も応援に駆け付けました。 服部半蔵の所信表明にあった「全世界の人を愛知県民にする!」という大きな野望をもとに今後とも頑張ってほしいですね!

「会いに行ける忍者」は忍者の裾野をどこまで広げるか?

昨年から人気急上昇の「徳川家康と服部半蔵忍者隊」。 実際に見てみて、周りのファンの方の反応を見るに、数ある忍者集団の中でも独自のポジションで差別化されている新しい忍者の形だなと感じました。 周りに集まった一般の方たちはほとんどが女性だったのですが、彼女たちの反応が周りから漏れ聞こえるに、 [wp-svg-icons icon=”bubble” wrap=”i”] うん、三平頑張ってる!いい笑顔! [wp-svg-icons icon=”bubble” wrap=”i”] 今回の服部半蔵もかわいいね! [wp-svg-icons icon=”bubble” wrap=”i”] 月影何言ってるかわかんない!でもかわいい〜 [wp-svg-icons icon=”bubble” wrap=”i”] 伊吹さんやっぱり二期連続だけあって安定感あるわ〜 などと基本的に「カワイイ」「頑張ってる」などの雛鳥を見る親鳥ような気持ちで応援しているのです。 今までの忍者はスーパーアクロバティックな超人達が多く、なかなか手に届かない雲の上の存在といいますか、距離の遠い存在でした。 それをグッと身近に近づけて我が子を応援するように見守れる母性本能をくすぐる忍者というのが登場したのかな、と思います。 実際に名古屋城での名古屋おもてなし武将隊が成功したのも、同じようなコンセプトで武将との距離をぐっと縮め、武将一人ひとりの成長物語を楽しめることが要因でした。 当時のおもてなし武将隊はハローワークで募集したフリーターがほとんどで、一部を除いてアクションやパフォーマンスは一切経験なし。 そんな武将たちがステージの回数を重ねるごとに成長していき、ファンも自分たちが育てているような気になるからより応援したくなっていきます。 これって特に初期のAKBと同じコンセプトですよね。 見事に女性の心を掴み、全国の城でも同じようにおもてなし武将隊が次々と増えていきました。 この成功モデルを忍者に置き換えているので、国内では同じように忍者隊人気も増えていくことでしょう。 そう、これは今までになかった「会いに行ける忍者」なのです。 伊賀流忍者集団・阿修羅も伊賀に行けば会えますが、顧客ターゲットとして女性に絞っている点でまた違ったポジションを確立しているものと考えられます。 でも愛知県は、なぜ大成功している武将隊をやっているだけではダメだったのでしょうか。 DSC_0504 愛知県が武将隊に加えて忍者隊を新設したのは、世界に標準を置いたときにはどうしても忍者の力が必要だったことが要因だったと考えられます。 とある海外での日本文化を紹介するイベントで、名古屋のおもてなし武将隊と伊賀忍者集団の阿修羅が同じ日にショーを披露しました。 その際、海外からは圧倒的に忍者の方がウケがよかったようです。 そんな海外の反応を受けてか、愛知県も忍者での観光PRに乗り出す大方針を決定したのです。 愛知への観光効果最大化のミッション請負人は、愛知の広告代理店・株式会社三晃社さん。 老舗だけあり、武将隊でも忍者隊でも国内・海外含めこれだけブームを作り出していけるのは相当な手腕の持ち主ですよね。 今回のメンバー募集からあれだけ注目を集める企画力には本当に脱帽です。すごい。 DSC_0511 徳川家康と服部半蔵忍者隊。 国内では、新規の女性忍者ファンの取り込みがもっとできるのか。 国外では、外国の方はアクロバティックももちろん大好きですが、日本には本当に忍者がいると思っている方も多いので、そのニーズをしっかりと満たす「本物感」のある忍者像とショーをどこまで見せることができるのか。 特にクリス・オニールさんが海外に対してどれだけの影響力を持たせることができるのかは見ものです。 少なくとも全世界の人に対して「外国人も忍者になれる」という夢を与えた功績はとても大きいですよね。 今後の愛知県の攻め方、敏腕代理店の三晃社さんの動き、そして服部半蔵忍者隊の忍者達の成長には目が離せませんね! そして次は男性をターゲットにしたくノ一アイドルユニットもお願いします!笑 [su_box title=”関連リンク・参考文献” style=”noise”][wp-svg-icons icon=”link” wrap=”i”] 徳川家康と服部半蔵忍者隊公式サイト [wp-svg-icons icon=”link” wrap=”i”] 名古屋おもてなし武将隊 [/su_box]]]>