概要
『落第忍者乱太郎』は尼子騒兵衛によるギャグ漫画で、1986年から連載がスタートした人気シリーズです。忍者をテーマにしたコメディ作品で、子どもから大人まで幅広い層に愛されています。第1巻はシリーズの導入編にあたり、主人公・乱太郎が忍術学園に入学するまでの物語と、そこでの愉快な日常が描かれています。これまでのシリーズ累計発行部数は1,000万部を超えており、アニメ化や舞台化もされるなど高い人気を誇ります。
第1巻には全5話が収録されており、それぞれ異なるエピソードで忍術学園の魅力を紹介しています。
第1話「忍術学園入学の巻」
忍者一家に生まれた乱太郎は、立派な忍者になるために忍術学園に入学します。忍者の訓練を受ける夢と希望に満ちた乱太郎ですが、現実は少し違いました。入学早々、学園内は個性豊かな生徒や先生たちで賑やか。さらに乱太郎は、同じく新入生のきり丸としんべヱという二人の仲間と出会い、早速ドタバタ劇が始まります。
第2話「初めての忍術試験」
乱太郎たちは初めての忍術試験に挑戦することに。試験内容は思った以上に厳しく、三人はどうにかクリアしようと奮闘しますが、そこは「落第忍者」の烙印を押される生徒たち。トラブル続きの試験で、果たして彼らは無事に合格できるのでしょうか?
第3話「学園の秘密の巻」
忍術学園には、生徒たちでも知らない秘密の場所があると言われています。乱太郎、きり丸、しんべヱの三人は、探検気分でその秘密を探ろうと計画します。しかし、思わぬ事態が起こり、学園内は大騒動に。先生たちも巻き込んでのドタバタ劇が見どころです。
第4話「アルバイト大作戦」
きり丸はお金に対する執着が強く、常にアルバイトのことを考えています。このエピソードでは、きり丸がひょんなことから忍術学園の外でアルバイトを始めるものの、そこでも一波乱が起こります。お金儲けが目的のはずが、意外な展開に発展します。
第5話「しんべヱの秘密」
マイペースで大らかな性格のしんべヱですが、実はある特技を隠し持っています。この話では、しんべヱがその特技を発揮する場面があり、乱太郎やきり丸も驚きます。学園内での友情がさらに深まるハートフルなエピソードとなっています。
タイトル | 落第忍者乱太郎 |
作者 | 尼子騒兵衛 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
レーベル | あさひコミックス |
発売日 | 1993/4/7 |
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