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【Nin-terview #004】忍者京都迷宮殿 -幻術桟敷- プロデューサー 鎌田絢也

【Nin-terview #004】忍者京都迷宮殿 -幻術桟敷- プロデューサー 鎌田絢也

京都で大人気の忍者レストラン・エンタメ忍者ショー「幻術桟敷」のショーディレクター「鎌田絢也」にインタビュー!

みなさんは京都忍者迷宮殿なる「忍者レストラン」に行った事はありますか?
忍者レストランのダイニングシアターにて毎日開催される注目の忍者ショー「幻術桟敷」。

今や外国人などの観光客に大人気のショーのディレクターを担当した鎌田絢也さんにインタビューです!
最近編集部も注目していた忍者情報サイト「NINJA ONLINE」の運営も手がける鎌田さん。
忍者ショーや今後の忍者サイトなどの展開をいかなる想いでディレクションをされているのでしょうか。
なんと今回からの3記事は、幻術桟敷に関わるディレクターの鎌田さん、TEAM幻術桟敷座長の加藤太久実さん、TEAM陽炎の多田翼さんのお三方のインタビューを3連続でお届けする「るろうにNinjack〜京都大火編〜」です!
すべてのNINJAをJackするNinjack.jpがお届けする忍者深掘りインタビュー第4弾、お楽しみください!

世に新しき「NINJA Entertainment Show」を創る

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鎌田さん、本日はお忙しい中ありがとうございます!NINJA ONLINEいつも読んでます!

鎌田: ご足労ありがとうございます。NINJA ONLINEご存知でしたか(笑)。私もNinjackにはシンパシーを感じていました。

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なんかちょっと被ってるかもと思いましたが、このあと展開について教えてくださいね(笑)では早速。鎌田さんは普段どんなお仕事をされているのですか?

鎌田: 私が代表を務めている株式会社和美助にて、エンターテインメントショーを中心としたショーのプロデュースやディレクション、その他演劇の脚本・演出をしたり、TV番組の台本を書いたりなどしております。それまでもずっとイベント関連の会社におりまして、立ち上げた会社はこの会社で3つ目ですね。

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それまでも忍者ショーなど中心にやっていたのですか?

鎌田: いえ、忍者ショーはこの幻術桟敷が初めてです。前の会社でニューハーフのショーレストランのプロデュース・運営を行っていたのですが、その時 NINJA AKASAKA のプロデューサーの方と知り合いになったんですね。その方が京都にも忍者レストランを作り、そこで忍者をテーマにしたエンタメショー「幻術桟敷」をプロデュースされることになりまして、その際、そのショーの制作部分やディレクションの立ち上げと運営を担当させていただきました。

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幻術桟敷のエンタメショーのディレクションにあたって、こだわりなどはあったのでしょうか?

鎌田: 当初プロデューサーの方のグランドデザインとして忍者のテーマと大まかなストーリー、そして「スターウォーズみたいに」というコンセプトまでが決まっていました。私が忍者という題材を与えられたときに他の忍者ショーを調べたのですが、全国を見ても手裏剣などの武器と黒装束を使ったいわゆる「演武」が主流でした。私がこだわったのは、演武ではなく「総合忍者エンターテインメント」もとい「NINJATAINMENT(ニンジャテインメント)」として、忍者というテーマの中にあらゆる要素を込めて、ノンバーバルに視覚のみで「面白い!」と思ってもらえる「演舞」ショーを創ろうと考え、形にいたしました。日本古来の伝統的なハイカルチャーとしての「忍者」と、コスプレやマンガ、アニメなどの「サブカル」、日本の先端技術を活かした「ハイテク」の融合で、日本独自の「古き」と「新しき」を融合したい。 それが日本から発信する「エンタメ」のオリジナリティではないかと思っています。

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僕も拝見させていただきましたが凄く見応えがあって楽しかったです!ターゲットは決められていらっしゃったのですか?また、お客様の反響はいかがでしょうか?

鎌田: ターゲットは訪日外国人と大阪から京都に来るおばさま達です。座長として出演いただいている加藤太久実さんは美しい筋肉でファイヤーパフォーマンスをするのですが、きっとおばさま達はこの筋肉に惚れ惚れするだろうという狙いでした(笑)。外国の方も含めて、概ねのお客様には好評をいただいています。ですが、対外国人の方に関しては、京都は人気スポットNo.1ではあるものの、訪日外国人が京都を訪れる人数はどうしても東京や大阪よりも少なく、集客にはまだまだ課題があります。

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もったいないですね。。いい物を作っても知られないと見られないですものね。。

鎌田: あと1つ、やはり要素としてもう少し取り入れないと行けないと感じているのが、「外国の方がイメージする忍者像に答える」ことですね。やはり外国の方のイメージは黒装束に手裏剣などのベタな忍者。我々がアメリカで「カウボーイ」を見に行こうと思ったときに、どうしてもハットに馬のってブーツの格好じゃないと少しガッカリしてしまうじゃないですか。ショーをより楽しんでもらうために、一般的な忍者像を取り入れるには私自身勉強が足りていないと感じ、勉強がてらに立ち上げたのが「NINJA ONLINE」です。

忍者関連情報が満載のNINJA ONLINEほか忍者プロデュース

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このNINJA ONLINEずっと気になっていました!解説とかわかりやすいですよね。どんな展開を想定しているのですか?

鎌田: 今は勉強したことをアーカイブしておくサイトにしかなっていないのですが、あらゆる忍者の情報をこのサイトに集約して「忍者のポータルサイト」を目指していきたいと思っています。そして勝負どころは海外でしょうね。「忍者」の検索ワード数はかなり少ないのですが、「ninja」の検索数は海外で圧倒的に多いのです。「sushi」よりも多いですね。将来的には海外向けに英語展開して、その中でショーの認知を広げることもできたらと考えています。忍者の小説の小説やら映画やら、イベントやらとあらゆる情報を入れて行きたいですね。

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NInjackも同じ目標でやってますので競合ですね(笑)連携などもぜひ今度やっていきたいですね!実際に忍者を勉強してみて、忍者についてのイメージはいかがですか?

鎌田: 忍者のキャラクターがとても興味深くて、かなりのめり込んでいます。勉強して行く中でも、忍者は特別なスキルを持ったいわば「超人」というイメージを抱いているのですが、卓越した能力を持ち合わせるが故の忍者のストーリーが面白いですね。私は特に加藤段蔵が好きなのですが、あれだけ優れたスキルを持ちながらも、逆に不審がられてどこにも士官できない。終いには殺されてしまう。この悲壮感など何とも言えない忍者ならではのストーリーです。忍者には解明されていない部分が多くありますので、ミステリアスで想像も掻き立てられるし夢を与えてくれますよね。この陰の部分にスポットライトを当ててあげることで私も含めて、人は魅かれるんだと感じています。

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飛び加藤いいですよね〜。サイト以外にも忍者関連のプロデュース活動はされているのでしょうか。

鎌田: 幻術桟敷の他に「忍力ドリームプロジェクト~忍力車、京都へ行く!~」や「日本忍者演舞選手権」、「京都コスプレ市街劇-幻術NINJA大戦-」などを今年の2月22日忍者の日に合わせて行いました。日本忍者演舞選手権大会は、伊賀の手裏剣大会のように全国規模で行うことを想定しています。それこそ、阿修羅さんや武蔵一族さんなども参加いただいて、各地で予選があり、京都の幻術桟敷で本戦が行われるなどやっていきたいですね。そこにはアクションもあれば演舞もあってよくて、「忍者異種格闘技戦」のようなものにする。今は認知も低く、京都限定なのでなかなか出場者を見つけるのが大変なのですが、将来的にはそんな広がりもできたらいいですね。

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うわ…それとても面白そうです!Ninjackも出場者の密着取材とかやって盛り上げたいですね!

忍者 × エンタメ で世界一になる

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今後の忍者展開を含めて、鎌田さんの展望を教えてください!

鎌田: 検索数の話でもお伝えしましたが、やはり忍者需要は海外にあります。日本で活動するよりは海外で事業を始めた方が早く世界にムーブメント起こせるでしょう。その方法としては、私はショービジネスを主として生きて来ていますので、今後もショーやイベント企画で日本の持つ魅力的なコンテンツをより楽しんでいただけるようにアレンジして、世界で戦っていきたいと考えています。例えば忍者のショーに関しても、シルク・ド・ソレイユのように海外を転々として忍者を見せて行く事業などもやってみたいですね。
そのためにはまず「忍者のプロ」になること。世界で忍者でNo.1なのは日本ですから、日本でNo.1になれば当然世界でもNo.1になれます。もっと勉強して忍者関連のことであれば、その歴史から現代に即したイベントのコンサルティングまでワンストップで提供できるよう、私自身がならなければいけません。

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忍者のプロ…いい響きですね!忍者以外にも狙っていることはあるのですか?

鎌田: 日本が誇るものと言えば「ニンジャ」「サムライ」「ゲイシャ」です。日本内でもニンジャとサムライは個人の方でも活動をされている方が結構いらっしゃいますよね。ある種のムーブメントが起こっている。けれどゲイシャに関しては、本物もいるからか個人でコスプレなどをやろうとする人はいません。ゲイシャもひとつのムーブメントを起こすこれから磨き甲斐のあるコンテンツだと思っています。2020年のオリンピックまでは、忍者を軸にした日本特有のコンテンツを活かして、国内国外問わず、社会を巻き込むエンターテインメントをプロデュースして行きたいと思います。もしこの5年で成果が出なかったら、またニューハーフショーのプロデューサーに戻るかもしれません(笑)。
詳細はまだ言えませんが、また面白い忍者企画を考えていますので楽しみにしていてください。

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ニューハーフに戻らないためにも、忍者界のためにもぜひ忍者で成功してください!(笑)

鎌田絢也にとっての忍者

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鎌田さんにとって忍者とはなんでしょうか。

鎌田: 私が武将だとしたら、忍者は「とても頼りになり、技術も卓越した尊敬すべきパートナー」ですね。頭脳や意思も武将と同じレベルで何も言わなくても同じ方向性の元行動し、そのスキルは自分よりも超人的なものを持っている。だから尊敬できるし、魅かれるのだと思います。例えて言うならオーシャンズ11のようなもので、各分野のプロフェッショナル達が同じ目的のもと集まり、任務が達成されたら解散というイメージですよね。忍者とはそういうものだと思うのです。私が忍者のようになりたいわけではなく、そんな人達が世界中にたくさんいるはずなので彼らに会いたい。会ってプロデュースしていきたいです。

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最後にNinjackをご覧の方にひとことお願いいたします!

鎌田: 忍者は日本人の歴史に染み込んでいる一つの文化ですから、日本人ならば根本でどこか忍者に魅かれるところがあるはずです。その血がたぎっている人が一人でも多く現れ、一緒に日本を盛り上げていければ嬉しいです。

編集後記

忍者喜楽さんの忍者人力車はUSTREAMでも生中継していて、日々応援していたのを思い出しますが、その企画立案されたプロデューサーの方にお会いできて光栄でした。
サイトもNinjackとは被る部分がありましたが、お話しているとその忍者に対する志はほぼ同じでした!
「僕ら若い世代が一緒に忍者界を盛り上げましょう!」と固く握手をしてくださった鎌田さん。
忍者界に大きなムーブメントを巻き起こしてくれる、やり手の忍者プロデューサーです!
忍者関連でやりたいイベントやショーなどがあれば、ぜひ鎌田さんへご連絡ください!

▼忍者京都迷宮殿 -幻術桟敷- TEAM幻術桟敷座長 加藤太久実 さんのインタビューはこちら
▼忍者京都迷宮殿 -幻術桟敷- TEAM陽炎-Kagerou-座長 多田翼 さんのインタビューはこちら

参考書籍・関連リンク

忍者京都迷宮殿:京都幻術桟敷公式サイト
忍者情報サイト:NINJA ONLINE〜風説・忍者大全〜
鎌田さんの企画会社:株式会社和美助

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