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【Nin-Repo】伝説の「忍茶会」で茶と忍者のWABI-SABIを学んできた

【Nin-Repo】伝説の「忍茶会」で茶と忍者のWABI-SABIを学んできた




WABI-SABIで繋がる「茶会」×「忍者」

日本人ならばおそらく誰もが少しは持っているであろう美意識・侘び寂び(WABI-SABI)

このWABI-SABIを端的に言うならば「完璧な完成形になっていないのが、逆に味があるよね」っていう概念です。

ヒトだってみんなどこかに欠陥があって(これがWABI)、どんなにすごい人でも必ず朽ちて廃れていきます(これがSABI)

モノだってそんな不完全な人間が作ったモノですから完全ではありませんし(これがWABI)、時が経てば壊れていきます(これがSABI)

そんなWABI-SABIを現代風に解釈し、新しい「茶」の道を提案する給湯流茶道

SABIれ逝く「忍者」の精神を現代に伝えるNINJA DOJO and STORE

そして「忍者」のWABIた一面をこよなく愛するNinjack

この3者がコラボレーションして2016年1月16日に開催された

大奥女中たちの雪合戦境界線役茶会  @京都NINJA DOJO and STORE

に参加してきましたのでレポートします!

給湯流茶道が送る「現代の茶道」

京都のNINJA DOJO and STOREに到着すると・・・

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そこで待ち構えていたのは忍者達!!

茶会でお茶飲もうと思ったのになぜかこんなにもいっぱい忍者がいるとか怖すぎます。

そんな忍者に囲まれながら始まったのが、主催である給湯流茶道代表半休さんからのご説明でした。

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以下は半休さん曰くですが・・・

茶道とか茶会って、やろうと思ったら先生に月謝を払って着物を着て・・・

っていう結構ハードルが高い印象がありますよね。

でも、そもそも茶道を始めたのは戦国時代のサムライたちであり、いつ死ぬかわからない戦の合間に茶を楽しんでいたそう。

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茶が本来はサムライのものならば、

現代のサムライはいつ死ぬか(リストラされるか)わからない戦場(会社)働くサラリーマンとOLだ!

ということで、給湯室を茶室に見立てて始まったのがこの給湯流茶道なのです。

下剋上が常であった戦国武士たちの諸行無常をメインテーマにしながら、茶の湯のハードルをグッと下げた面白いコンセプトで新しい茶道を提供していく方たちなのであります。

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給湯流が特に大事にしているコンセプトはWABI見立て

誰かに見せるために完璧に作られた高級な茶碗ではなくて、普段使いの果てに欠けてしまった茶碗などの方がWABIている

そして、給湯流がそのWABIを最大化させるために取り入れているのが見立てです。

その昔、千利休が茶会で花を入れるために作られた花入れはつまらない、ととてもみすぼらしい漁夫の魚籠(ビク)にWABISABIを感じて、花入れに見立てて使ったことから、茶器にも通常とは違うモノを使っているのです。

半休さんのそんなご説明から、一体どう転ぶのか誰もわからない噂の忍者茶会が始まりました。

NINJA DOJOが送る「引き継がれる忍道」

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給湯流茶道のお作法に則ると、メインテーマは「諸行無常」となります。

そして今回は忍者道場を茶室に見立てた茶会ですから、テーマはもちろん忍者の諸行無常

あの戦国時代に活躍した忍者も盛者必衰の理(ことわり)をあらはし、ただ春の夜の夢のごとく仕事が変わっていくお話をしていきます。

忍者世が常ならんことはわかりましたが、
・そもそも戦国時代に活躍した忍者とかってどんなことしてたの?
・どんな作法とかがあったの?
ってのをまさに日ごろから外国人に伝えている伊蔵さんがカッチョよく解説します。

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 帯刀をする昔の人が、人と相対して座ってお話する時には刀は右・左どちら側に置くか?
 先日訪れた服部家(半蔵とは違う家)の子孫に聞いた話で、彼らが当時忍者としてどんなことをしていたか?

などなど、すごくミステリアスでロマンを感じる忍者の真実を話してくださいました。

京都のDOJOに行けばもっと深いところも教えてくれます!

ぜひ京都にお立ち寄りの際には門を叩いてみてください。

Ninjackが送る諸行無常な「Nin-Episode」

そして本番の茶会を始める前に、今回のメインテーマである「忍者の諸行無常な話」をNinjackよりプレゼンしました。

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あの強かった忍者も、江戸に入ると諸行無常にもその働き方が変わっていく・・・

そんな切なさをたっぷりお話ししてきました!

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2つ目のアジェンダは以前予告記事にも書いた「大奥雪合戦の境界線役」エピソード。

これ以外にも切ないエピソードを3つほどお話して、みなさんに少しでも忍者を身近に感じていただけたかも?

ただ若干忍者のWABIた部分を話しすぎて、忍者のネガティブキャンペーンになりそうでしたので、最後に宿茶の毒の話で「忍者怒らすとコワイんだぞ」脅しておきました!

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アジェンダで紹介したその他エピソードはまたNin-Episodeで公開しますのでお楽しみに!

そして伝説の忍茶会がはじまる・・・

こうして参加者がNinja and Tea’s WABI-SABIを学んでテンションが上がったら、いよいよ茶会です!

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どうやらこの黒い忍者も茶を飲むようですが、そんな覆面つけて飲めるのでしょうか

亭主 -TEISHU-

亭主はもちろんこの人・半休さん。

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軽快なスピーチで茶会を盛り上げる今回の亭主です。

給湯流のメンバーにはメンターの千利休にあやかって、

半休:会社を半休もらって遊びに行ったりするから
有休:京都に行くために有給休暇をもらうから
復旧:システム担当でサーバーの復旧作業とかよくやるから

などと最後に全部「キュウ」が付いているようです。

産休赤血球We Will Rock Youなどの名前はまだ空いているようですので、我こそはと思う「キュウ」の方は入ってくださいね。

掛け軸 -KAKEJIKU-

給湯流茶道では、すべての茶道具を現代風に見立てます。

茶会に欠かせない風流のあるアイテムといえば掛け軸

NINJA DOJO and STOREには「忍道」と書かれた立派な掛け軸があるのでこれを使うのかと思ったら、半休さんはさすが斜め上を行ってました。

その掛け軸がこちら。

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誰?

彼はジャニーズのSexy Zoneに所属する菊池風磨くんだそうで、あの嵐の楽曲作詞家を父に持つ男

下の名前が北条家の忍びの「フウマ(風魔)」だから忍者に合わせてきたのかな?

と思ったら全く違うようで、彼は親のコネでジャニーズに入ってしまっており、ジャニーズもついにコネの時代になったか諸行無常感を表すためにこちらのうちわを掛け軸に持ってきたようです。

何を隠そう、半休さんは生粋のジャニヲタ

ジャニヲタの茶道の先生とか、なんかWABIていてイイですよね!

茶菓子 -CHAGASHI-

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そして茶菓子も配られます。

OLが給湯室で茶を点てるというコンセプトですから、茶菓子は出張で買ってきたお土産シバリ。

今回もどっかで買ってきたお土産のようです。

この辺がさすがの徹底力ですね!

茶器 -CHAKI-

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茶器だって普段使いのモノや少しツッコミどころのあるようなモノにこそWABIがあると、名器を使わないのが給湯流。

WABIたボーナスで旅行したボストンなどで見つけた、花が桜の絵だから本当は鶴を描かないといけないのに間違えて白鳥が描かれている陶器とか、巨人の星の絵が描かれているプラスチックの茶碗など、大変WABIたルックスの器が目白押し。

その茶碗のどこがWABIているのかの解説が面白すぎました。

そして上の写真で忍者がピースしているのもなんかWABIてますね。

点茶 -TENCHA-

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そしていよいよお茶を点てます。

現代の茶道は釜なんぞは使わずに、もちろんすぐにお湯が沸くティファール

お茶の点て方は各自で自由に、というのが給湯流だそうです。

よく勢いよくかき混ぜて泡を立てるイメージがありますが、これはお金のなかった某流派が、美味しい抹茶が買えず泡を立てて味をごまかしたという説もあるのだとか。

さらっと歴史的解説も加えてくるのがニクいですね。

ずっといろんなお話しでその場を盛り上げてくれるこの現代の茶道、腹抱えて笑うほど面白い茶会になっています!

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おまわりさーん!この人です!

お点前頂戴 -OTEMAE CHODAI-

さぁ、いよいよ亭主のお点前を頂戴します。

ここから忍者茶会オリジナルです。

お客様にはあえて東西に分かれて座っていただきました。

今回はそう、「雪合戦の境界線役となった忍者の諸行無常を偲びながら茶を嗜む会」ですので、必然とこうなりますよね。

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編集忍は境界線になりながら思いました。

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江戸時代の忍者もこんな気分だったのかな?

Ninjack編集忍

これ、ずっと立ってるのも見られてるのも結構つらいな。

Ninjack編集忍

早くあったかい布団で眠りたいな。

様々な切なさが込み上げてきます。

Ninjack編集忍

戦国時代、あんなに活躍したのにこの仕打ち・・・

syogyo

結構なお点前で。

REAL NINJA JACK!

ということで無事に終わった忍茶会ですが、今回は忍びの者もたくさん集まりました。

そこで、イベントレポでは恒例となってきた REAL NINJA JACK

今回参加された忍者たちをまたまたジャックしてみたいと思います。

過去にジャックしてしまって紹介した忍者さんは、関連リンクでステータスをご覧ください。

NINJA DOJO and STOREのイケメンオーナー忍者「市川 伊蔵」

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泣く子も黙る漆黒の忍び「黒影」

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彷徨える黒い弾丸「羅希亜丸」

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Super Tech Ninja「とみ丸」

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狙った獲物は声で殺す「夜麿杜」

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伊賀流忍者サークル「伊賀之忍砦」やNINJA DOJO and STOREで活躍する夜麿杜さん。

世を忍ぶ仮の姿はアナウンサーや声優などの声を使う仕事をしていて、声がすごくいいです。

ホント声、やばいです!

忍者研究情報サイト・忍びの館 管理忍「直之進」

故あって写真はあげられませぬが、あの長年続く忍者研究サイトを運営する直之進さんがいらしていました。

Ninjackプレゼンでは間違いが突っ込まれないかとヒヤヒヤしてましたが、最後に一言いただいて

忍者の秘伝書を持った子孫がこの京都に住んでいる

と、研究者らしい忍者ロマンを掻き立ててくれるコメントをいただきました!

以前の記事でこの方の著書も紹介しております。

ゆるふわ忍者イラストレーター ことりさん

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今までいそうでいなかったのですが、忍者をメインとしたイラストレーターことりさんにお会いしました。

彼女の描く忍者が可愛くて可愛くてもう・・ついついてぬぐいを買ってしまいました。

このキャラクターはおしのびさんらしいです。

これから忍者のからくり絵本など作成される模様!

LINEのスタンプなどもめっちゃかわいいので是非ご覧あれ!

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(番外編)写真師「久保田 狐庵」

忍者ではありませんが、今回の忍茶会の写真を撮影してくださったプロの写真師・久保田狐庵さん。

普段は仏像の写真を中心に撮影されていて、本当に素敵な写真ばかりです。

茶会の後の飲み会で忍者の世界に引きずり込みましたので、次からは忍者写真師と名乗って頂けることでしょう!

世にも奇妙な忍茶会を終えて

今回は共催側にも回りましたが、意外と茶と忍者っていいシナジーが生まれるんだ、と驚きました!

普通の格式高い茶道だとここまではいかなかったと思いますが、給湯流の過去の伝統にとらわれない諸行無常の姿勢が忍者との化学反応を起こしたのだと思います。

伝統や歴史はただそのままの形を伝えるだけでは滅びてしまうので、現代にあった形で伝えていかねばなりません。

でもそのやり方はただ面白おかしくすればイイってわけではなくて、ちゃんと伝えるべき精神は押さえているからこそできること。

一見ふざけているように見える給湯流のお点前でしたが、基本を理解し、しっかり伝えるべき茶道の「道」としての本質部分はブラしていない内容だったと感じました。

これはNINJA DOJO and STOREの伊蔵さんもインタビューでおっしゃっていたし、Ninjackでも大事にしているコンセプトです。

東京でも給湯流茶道はちょいちょい開催されるようですので、皆様も是非参加してみてください!

関連リンク

 給湯流茶道

 NINJA DOJO and STORE

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