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幕末の忍者が大集結!新説・忍者小説を見逃すな

幕末の忍者が大集結!新説・忍者小説を見逃すな




“幕末しばり”の忍者オムニバス小説が登場!

徳間文庫より、幕末時代の忍者の活躍を描いた短編歴史小説集「幕末スパイ戦争」が出版されました。

全9ストーリーの幕末忍者の潜入録・情報戦・暗殺任務などの珍しい題材が用いられています。

あのペリーの黒船に実は忍者が潜入していたって知っていましたか?

会津の隠密として職務を全うし、ひたすら生き延びた人物を知っていますか?

そんな幕末に潜む隠密達の活躍にスポットライトをあてた小説であります。

忍者が活躍したのは戦国時代だけじゃない!

忍者が活躍した時代と言えば、やはり戦国時代のイメージですね。

徳川の天下を支えた伊賀者、武田の三ツ者、上杉の軒猿に伊達の黒脛巾。

どの戦国武将も戦に勝つために最重要組織である隠密集団を持っていました。

テレビもネットもない時代。

隣国の情報をいかにすばやく掴むかが肝要でした。

江戸時代になり、平和な世の中になってからというもの、忍者の活躍の場は減って行きます。

ですが、平和を維持するにも忍者は必要で、島原の乱にも甲賀者の活躍があるなど細々と忍びの術は続いていました。

幕末という動乱の時代になると、また彼らの活躍があったのでしょう。

今度は”世界”が舞台。

諸外国との間で情報戦を行う忍者なんて、かっこよすぎますね。

幕末の隠密研究が進んで欲しいところ

全部で9つのストーリーがありますが、戦国時代の忍者好きが期待するような “The 忍者” 的活躍が描かれている作品は少なかったです。

彰義隊の生き残りの逃走劇など、どちらかというと “武士” が使った情報戦のストーリーが多かった気がします。

その”スパイ”としての道一筋で幕末に生きた人物をもう少し見たかったのが正直なところですが、戦国時代に比べて題材が少ないのでしょう。

その意味でいうと最初の “黒船忍者” と最後の “黒脛巾組始末” は特に面白いです。

戦国に生きた忍びが、幕末でどう活躍したのか。

忍者ファンが知りたい忍者の行く末を精緻に記しています。

特に対外国との情報戦は非常にロマンが詰まっています。

ぜひとも研究がもっと進み、忍者が世界に羽ばたいた瞬間を長編小説で読みたいですね!

関連リンク


幕末スパイ戦争(徳間文庫)

画像引用元:http://colle-vill.com/

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